効率的に働くことを考えると、リピートしてくれるお客さんは大事です。

リピートで指名して、その時間をそのお客さんが予約してくれると、女の子にも指名料がバックされるからです。つまり、指名のないお客さんを接客するよりも、時給がぐっと上がることになります。

本指名の指名料とバックの相場

指名と聞くと、美容室を思い出す人もいると思います。システムはそれとまったく同じです。前にやってもらって良かったから、その人に切ってもらいたい、ということです。美容室の指名料は500円程度だと思います。

風俗の場合は少し金額が違います。お客さんが払う指名料は1,000円から5,000円程度だと聞いています。美容室の実に10倍です。そして、女の子にバックされるのは1,000円から数千円らしいです。

もちろん店舗にもよりますが、時給が1,000円以上、簡単に上がるのです。

しかも、会ったことのある、いわば間柄の知れた人を接客します。女の子がよっぽどそのお客さんを苦手でない限り、みんながWIN-WINな関係になります。

指名は、一度接客したからというのがほとんどだと思いますが、中にはネットの写真で気に入って、電話やネットで指名予約する方もいます。

普通に働いて時給8,000円だったので、1,000円くらいと思いがちですが、他の仕事と比べると、1時間働いていないのにお金が上乗せされたのと同じことです。たかが、と思わずに、このリピート指名を一生懸命狙っていきたいものです。

写真指名・パネル指名では指名料が付かないことも

お客さんがお店にふらっと寄って、男性スタッフと一緒にパネル写真を見て「この子にする!」と選んだ場合、私のお店では指名料は発生しませんでした。 予約でも何でもないので、普通にお客さんに選ばれた、という状況です。

一言に指名と言っても、状況によって金額が違うので要注意です。

ポイント

先輩のお店の場合を整理すると、こうなります。

選ばれ方指名料のバック
前に会ったお客さんの本指名(リピート)あり(1,000円〜数千円)
ネットの写真を見て電話・ネットで予約あり
来店してパネル写真で選ぶなし

ここはお店によって大きく違います。 パネルで選ばれても「写真指名料」が付く店、本指名のバックが高い店、低い店があります。面接のときに「本指名と写真指名、それぞれバックはいくらですか?」と聞いておくと、後で計算が狂いません。

リピートを増やすと、なぜ効率よく稼げるのか

風俗は時給も高く、特に資格がいる仕事でもありません。一見いいことずくめのようですが、注意も必要です。というのも、お客さんが一人も付かなければ、電車で来た交通費の分だけ赤字になります。

そして何よりも、拘束されていた時間に何も生み出すことができません。お客さんが付いてなんぼ、というシビアな世界でもあります。

ただ、私の顔面偏差値は中の上くらいで、スタイルが良いわけでもなかったのですが、男性スタッフが頑張って誘導してくれて、出勤したら必ず一人は付かせてくれました。

実際に接客すると「写真よりも良かった!」という感想がほとんどでした(実際、自分の写真を見ましたが、ひどかった)。よっぽどお客さんが来ないお店でない限り、男性スタッフが努力してくれて、稼いで帰れる状況でした。

もともとお金に困っていたわけではなかったので、お客さんが付くかな?と心配しながら出勤する必要はなかったのですが、効率的に稼ぐには、やはりリピートのお客さんを多く持つ必要があると実感しました。

全部埋まる子を見て、思ったこと

一度だけ、かなり多忙な女の子を目にしたことがあります。

控室に戻ってきたら、男性スタッフが「◯時からです!お客さんお見えです!」と急かしつつ、女の子は髪を整えて、軽く化粧を直して出ていきました。その日の勤務は4時間くらいでしたが、何回も出入りしていました。

当然、その子がその日一番の売上でした(仕事終わりに発表されて、順番に手渡しされる風習がありました)。拘束されている時間すべてにお客さんが入っている——なんと効率的な働き方だろうと感心しました。

一方で私は、数回だけ、立て続けにお客さんが入ったことがありました。私にとっては珍しいことだったのですが、二人目が終わって控室に戻ると、「このまま営業終了までお客さん来なくてもいいよ!」と願うほどでした。体がきつかったのか、何だかだるかったのを覚えています。

4時間勤務で平均1人の私には、二人は多かったのです。ましてや4人入りっぱなしというのは、かなり体力の要ることだと思います。4時間ずっと全力で接客し続けている状態を想像してみてください。しかも、ただこなすだけではダメなのです。

まとめ:ちょうどいい稼ぎ方は人それぞれ

リピートを増やして短期でがっつり稼ぐ方法もありますし、その方法が効率的なのは確かです。

ただ、みんながみんな、そのラインに立てるのは難しいかもしれません。 万人に受ける顔だったり、また来たいと思える技術を持っていたり、お客さんに恋人のような感覚を与えることに長けていたり……。本業を他に持っている人なら、極めるのはなおさら難しいかもしれません。

待機の時間を上手に使いながら、一日の勤務で、本業の日給分やその2倍くらいを目標にするのでも良いのではないかと思います。

稼ぎ方や考え方が違うだけで、方法はその女の子ごとに違ってきます。リピートを付けるために日々接客しながらも、指名してもらえたら儲けもの、くらいに気負わずにいることも、長く続けられるポイントかもしれません。