売れる子と売れない子の差は何か。結論から言うと、テクニックでも外見でもありません。

お客様に対して「感謝する意識」があるかどうか、それだけでした。 これは、デリヘルで働いた先輩・ぺぺこさんが、自分自身の一度目と二度目の勤務を比べて気づいたことです。

売れている子に共通していたのは「感謝の意識」

ぺぺこさんが見てきた、指名が多い子たちに共通していたこと。

それは、いただいた代金に見合ったサービスをしようという意識と、来てくれたお客様に対して「ありがとう」と思う気持ちを持てているかどうかでした。

意識的にそう思っている子もいれば、無意識のうちに自然とそうなっている子もいる。タイプはさまざまでも、根っこにあるのは同じ「感謝」だったといいます。

接客中のキャラ設定や、自分なりの売り方を決めておくことも、働くうえでは大事です。

でもそれとは別に、接客業の基本である「感謝」の気持ちがあるかどうかで、お客様への対応は変わってくる——ぺぺこさんはそう感じたそうです。

中でも「劇的に売れる」子は、無意識でそれができていた

さらに指名が突出して多い子になると、感謝の気持ちが無意識のレベルまで染みついていて、言葉にしなくても表情や態度でお客様に伝わっていたといいます。

もちろん言葉で伝えたほうが、お客様は素直に喜んでくれます。

そしてそういう子たちは、対価がいくらかに関係なく「この時間、目の前のお客様に楽しんでもらおう」という意識を持っていた。

本番行為やサービス外のことをするという意味ではなく、決められた時間とルールの中で、精一杯楽しんでもらおうとする姿勢のことです。

癖の強いお客様や、自分と合わないお客様に当たることもある。

結果的に満足してもらえたかどうかは別として、その場で「楽しんでもらおう」と努力すること自体が、劇的に売れる子たちに共通していた、とぺぺこさんは振り返っています。

お客様を「お金」だと思った瞬間、対応は変わる

ここからは、ぺぺこさん自身の体験です。一度デリヘルを離れて、二度目に出戻ったとき、以前は自然にできていた「感謝」について、あまり考えられなくなっていた時期があったといいます。

仕事に慣れてしまっていたからだと本人は分析しています。

初めてデビューしたときは、よほど危険なお客様でない限り、来てくれたこと自体をありがたいと感じていました。

このお客様のおかげで今日お給料がもらえる、待機の時間を過ごさずに済む——そう素直に思えていたそうです。

ところが二度目は、やっていること自体は同じでも、感謝の気持ちが薄れた分だけ対応が薄っぺらくなっていたと、後から気づいたといいます。

ポイント

違いがいちばん分かりやすく出たのが「延長」の声のかかり方でした。

ぺぺこさんの体感では、お客様を「お金」だと考えてしまっていた時間と、何も考えず楽しんでもらおうとしていた時間とで、延長を切り出してもらえる比率がはっきり変わったそうです。

口ではうまく取り繕えても、対応の薄さはどこかでお客様に伝わるものなのかもしれません。

「売れない」は性格の欠陥じゃなく、慣れが意識を鈍らせるだけ

ここで一つ、はっきりさせておきたいことがあります。

ぺぺこさんの体験は「感謝を意識できていた時期は指名が伸びやすく、意識が薄れた時期は対応が薄くなりがちだった」という、あくまで本人の傾向の話です。

売れていない子の性格や人柄に問題があるという話ではありません。

むしろぺぺこさん自身、同じ人物の中でも意識ひとつで対応が変わっていました。裏を返せば、今「意識が薄れているかも」と思う人でも、そこに気づけた時点で変えていけるということです。

まとめ:意識ひとつで、明日から変えられる

売れる子と売れない子を分けていたのは、生まれ持った何かではなく「感謝する意識」だった——これがぺぺこさんの気づきです。

身なりやメイク、話し方を変える工夫も大切ですが、そこに感謝の気持ちが伴っていなければ、お客様にはどこか伝わってしまう。

裏を返せば、意識は今日から変えられるものでもあります。うまくいかない時期があっても、それはあなたの価値が低いという意味ではなく、慣れや疲れが意識を鈍らせているだけかもしれません。