風俗で働こうか迷っているなら、先に結論を言います。

この記事を書いた先輩は「おすすめしない」と言っています。 それでも働くと決めるなら、「期限と目標金額を決めること」。

この2つが、実際に2つのお店で働いた彼女の答えです。

きれいごとの求人広告でも、脅すだけの記事でもなく、実際に経験した人の本音を残します。読んだ上で決めるのは、あなたです。

なぜ普通の仕事ではなく風俗だったのか

私は今は普通の会社員をしていますが、過去に風俗で働いた経験があります。

理由は、みんなそうだと思いますが、お金のためでした。当時も正社員として働いていましたが、ボーナスもないOLの給料は生活費で手一杯。

貯金どころか、支払いをいくつも滞納していて、すぐにお金が必要な状態でした。

「お金を稼ぐ方法は他にもあるのに、なぜ風俗?」と思うかもしれません。

本業がシフト制で休みが不規則だったので、シフトを事前に出す普通のアルバイトは難しかったんです。その点風俗は自由出勤で、空いた時間に働けました。

集団行動や大人数で話すのが苦手だったので、キャバクラは考えませんでした。なぜか男性と一対一なら緊張せず話せたので、「風俗ならなんとかなるかな」と思ったのを覚えています。

注意

るいさんは当時「個人事業主扱いだから副業が本業にバレない」と考えていましたが、これは半分だけ正解です。

風俗の報酬でも、住民税の金額から本業の会社に気づかれる可能性はあります。確定申告で住民税を「普通徴収(自分で納付)」にするなどの対策が必要です。バレ対策は別の記事で詳しく扱います。

ひとつめのお店:デリヘルで働いて、失ったもの

ひとつめは「デリヘル」でした。お客さんから予約が入ったら、待っているホテルの部屋に行って接客する仕事です。

本番行為はありませんが、口でのサービスやディープキスはしなければならず、精神的にも体力的にもハードでした。

デリヘルは需要が高いらしく、お客さんも結構ついて、お金もたくさんもらえました。

でも、好きでもない人とそういう行為をするのはやっぱり嫌で、1ヶ月くらいで辞めました。

無理やり本番をしようとしてくるお客さん、不潔なお客さんもいました。そして私は、クラミジアとウレアプラズマという性感染症になりました。性器だけでなく、喉にもうつっていました。

辞めたあと自分で検査に行って発覚し、すぐに治療できたのでまだよかったです。ゴムをつけても、消毒をしてもらっても、うつるときはうつる。

わかったときは本当に病みました。同時に、すぐ辞めてよかったと思いました。

ふたつめのお店:風俗エステという選択

デリヘルを辞めてしばらくは本業だけで生活していましたが、引越しで消費者金融からお金を借りることになり、その返済でまたお金が必要になりました。

でも、デリヘルのような思いはもうごめんでした。調べた結果たどり着いたのが「風俗エステ」です。

基本はマッサージで、オイルで全身をほぐして、最後は手でサービスする仕事。舐められたりキスされたりすることはなく、始める前には女性講師の講習もありました。

デリヘルのときのように嫌なことをされることはほとんどなく、ハードなサービスは店のルールで禁止。それを理解して来ているお客さんは紳士的な人が多かったです。

ただし、服と下着は脱いで裸になる必要はありました。

そしてお給料は、デリヘルの半分でした。

ポイント

求人広告の「脱がないで高収入」は、ほとんど嘘だと思って間違いない——これが先輩の実感です。

男性は風俗に「非日常」を求めて来るので、サービスが軽いお店ほどお客さんがつかず、お客さんがつかなければ給料はゼロ。

リスクの低さと稼げる金額は、基本的にトレードオフです。

稼げた。でも、失うものは大きかった

私は風俗で2回働いて、確かにお金は稼げました。普通のアルバイトの何倍も稼げました。

でも、失うものは大きかったです。友達には話せない。自分が汚れた気がする。挙げ句の果てに性病にもなりました。

お金以外のメリットといえば、お店の「商品」としてスタッフさんに大切に扱ってもらえたことと、男性の扱いがうまくなったことくらいでしょうか。

そして、これは私が一番伝えたいことですが——大金がもらえるだけに、金銭感覚がマヒして抜け出せなくなる人が本当に多いそうです。

私自身、働いていた時期の食事は全部外食で、高い服を月に何十枚も買っていました。

私の「我慢する」メンタルがもう少し強かったら、抜け出せなくなっていたかもしれません。

結論:おすすめしない。それでも働くなら、この2つだけ守って

結論を言うと、私は風俗で働くことをおすすめできません。いくら甘い広告があっても、実際に働くと失うものが大きすぎます。

それでも「どうしてもすぐにお金が必要」というあなたに、提案があります。

ポイント

「期限」か「目標金額」を決めて働くこと。 「100万円貯まったら辞める」「半年で辞める」。先に出口を決めておけば、抜け出せなくなることを防げます。

そのうえで、性感染症などのリスクが比較的低い業種から検討してください。