先に結論を言います。風俗で働く女性に「特定のタイプ」はいません。 若い子も人妻も、気が強い子も淡々とした子も、事情があって働く子も、単純にこの仕事が好きな子もいる。
もふもふ先輩が2年間、学園系のイメクラ・ホテヘルで働いて見てきた「業界のリアル」を、3本の連載としてまとめます。
きっかけはホスト遊びの借金——事情はみんなバラバラ
もふもふ先輩がこの業界に入ったきっかけは、歌舞伎町のホストにハマったことでした。もともとは勉強が得意で、周りからの期待も背負って優等生として過ごしてきたタイプ。
お酒を覚えてから歌舞伎町のバーに通うようになり、初回価格の安さでホストクラブにハマってしまったといいます。
1時間1000〜2000円ほどで飲めるお店のシステムに惹かれ、週2回のペースで通ううちに、ひとりのホストにどっぷりハマり、引っ越し費用として貯めていた150万円を一気に使い切ってしまったそうです。
普通のアルバイトでは間に合わない金額を、すぐに稼ぐ必要がある。そこで選んだのが、シフトに縛られず自由出勤ができる風俗の世界でした。
ガールズバーで一度夜の世界に懲りていたため、キャバクラという選択肢は最初から考えなかったといいます。人と大人数で話すのは苦手でも、お客様と一対一なら大丈夫。そんな相性の良さも理由のひとつだったそうです。
働き始めるきっかけに「立派な理由」は必要ありません。もふもふ先輩のようにお金の巡りが悪くなった、生活費が足りない、目標貯金があるなど、事情は人それぞれです。
ただし、事情がどうであれ、次に書く「求人広告の嘘」だけは知っておいてください。
求人広告の「高収入」文句は、話半分で聞いてください
面接に行って最初に突きつけられたのは、求人広告の謳い文句と現実のギャップだったそうです。
「添い寝だけで高収入」「カラオケ行くだけでこんなにもらえる」——こうした文句は、もふもふ先輩いわく「100%嘘だと思って間違いない」とのこと。
楽をして高収入という組み合わせは、基本的に存在しません。
もふもふ先輩の場合、面接官が「そんなうまい話があるわけがない」「お金を手にするには、それなりに苦労がいる」と正直に話してくれたことで、逆にいいお店に出会えたそうです。
甘い言葉より、正直に難しさを話してくれるお店のほうが信頼できる、という一つの見分け方でもあります。
働く女の子のタイプは、本当にバラバラ
いざ働き始めてみると、風俗の女の子に「決まったタイプ」はいませんでした。
もふもふ先輩が在籍していた学園系のイメクラ・ホテヘルには、可愛い系からキレイ系まで、若い子が多く在籍していました。
一方、人妻専門店は年齢層も高めで、宣材写真も大人の色気を前面に出したもの。
待機室が同じフロアだった人妻店舗の先輩たちに、体調が悪いときに気遣ってもらったこともあったそうです。
ぽっちゃり専門店には、見た目のカテゴリーにとらわれない体型を武器にする女性が、熟女デリヘルにはさらに年齢層の高い女性が在籍していて、業界全体で見ると年齢層の幅は思っていた以上に広いといいます。
性格も、仕事にしっかりプライドを持つ子、お金を稼ぐための近道として淡々とこなす子、借金返済のために頑張る子、単純にこの仕事が好きな子——本当にさまざまでした。
「自分に向いているかどうか」を年齢や容姿だけで判断する必要はありません。
もふもふ先輩の実感では、この業界に「向き不向き」はあまり関係なく、自分に合うお店・合うお客様が見つかるかどうかが大きいそうです。
ただし、勇気を出して踏み込む以上、相応の負荷がかかることも事実として書かれています。
お店のランクと稼げる金額の関係
気になるお金の話にも触れておきます。もふもふ先輩の実感では、一番稼げるのは本番行為やマットなどの特殊サービスがある高級ソープ。
ルックスも重視され、女の子に払われるバックも大きい分、求められることも多い業界です。
もふもふ先輩が選んだホテヘル・デリヘルは本番行為が禁止で、バックの金額はソープの2〜3分の1程度。
求められる技術も、キス・手コキ・おもちゃ・フェラ・素股といった範囲で、いわゆる「マット」のような高等技術は必要ないそうです。
その代わり、本指名やオプション(おもちゃの使用、写真撮影など)を積み重ねることで、基本料金より稼ぐことができます。
本指名がつくかどうかは、お客様に「またこの子に会いたい」と思ってもらえるかどうか——お客様の目を見て話す、笑顔、脱いだ靴を揃えるといった、接客業としての基本の積み重ねだと、もふもふ先輩は書いています。
もふもふ先輩の記事には、店のルールを超えて本番行為をして個別にお金をもらっていた、という体験も書かれていました。
正直な記録として残しますが、これは性感染症のリスクが跳ね上がるだけでなく、法律上の問題にもなりうる行為です。
お店のルールには、女の子の身を守るための線引きという意味もあります。稼げる金額だけを見て、ルールの外側に出るのはおすすめしません。
パパ活という選択肢もある——でも、推奨はしません
連載の最後で、もふもふ先輩はお客様との個人的な関係、いわゆる「パパ活」についても書いていました。
お店を通さずお客様と直接会い、金銭的な援助を受ける関係のことです。もふもふ先輩自身、そういう関係になったお客様が2人いたと振り返っています。
一方で、お店に内緒で店外の付き合いをしていた別の女の子が、お客様とのトラブルから警察沙汰になった話も、同じ記事の中に書かれていました。
もふもふ先輩自身も「風俗でパパ活しようと思わない方がいい」と結んでいます。
まとめ:自分に合う場所は、きっとある。でも近道は探さない
風俗で働く女性に決まったタイプはなく、事情もお店の選び方も人それぞれです。
もふもふ先輩は2年間の経験を「飛び込んで良かった」と振り返っていますが、それは店のルールの中で、自分のペースで働き続けられたからでもあります。
「経験値は人間としての価値を広げる」というのが、もふもふ先輩の実感でした。この業界に足を踏み入れる前と後とでは、業界に対する印象もずいぶん変わったといいます。
稼ぎたい気持ちが強いときほど、「ルールの外側」や「個人間の関係」に近道があるように見えます。でも、その近道には身を守ってくれる仕組みがありません。
まずはルールのあるお店の中で、自分に合う働き方を探してみてください。