結論から言います。よほど極端なケースでない限り、外見を理由に風俗店で働けないということは、まずありません。

これは「あなたなら大丈夫」という励ましではなく、実際に現場で複数の店舗・複数の女性を見てきた先輩の観察です。

需要は、思っているよりずっと幅広いという事実だけを、先に置いておきます。

「美人じゃないと無理」と思ってしまう理由

夜の世界に踏み出せない理由のひとつに、外見への不安があります。

コンビニのバイトなら気にせず面接に行けるのに、風俗になると「自分の容姿やスタイルで通用するのか」と足が止まる。これはどんな女性にもある感覚だと思います。

私自身、特別美人というわけではありませんでした。顔も大きいし、鼻も低い。肌には自信があっても、顔面偏差値が高いとは言えないタイプです。

それでも、それなりの化粧と髪型でごまかしが効くだろうと思っていました。実際に働く前は、その程度の見立てしかなかったんです。

現場にいたのは、「普通の人」ばかりだった

働き始めて驚いたのは、そんなに美人な人はいなかった、という事実です。決してだらしない印象ではないけれど、化粧を落としたら普通だろうな、という人がほとんどでした。

化粧は皆それぞれ工夫していて、癖のある人もいれば、素でも整っているんだろうなという人もいる。ちょうど学校の教室の中と同じ構成です。

自分より可愛いと思う子も数人はいるけれど、その他大勢は「自分の方が」と思える範囲に収まる。

ただし、教室と違うのは、みんな化粧にはしっかり手をかけているという点でした。

スタイルも体型も、驚くほど幅がある

身長やスタイルについても、私が思っていたより基準はずっと緩やかでした。当時の店で一番指名を集めていたのは、170cm近くある高身長の女性。

逆に150cm前後の小柄な子も人気がありました。童顔の子もいれば、ギャルメイクの子もいる。身長やタイプは、指名の多さとほとんど関係がありませんでした。

体型についても同じです。ぽっちゃりしている程度なら問題になりませんし、逆に痩せすぎで心配になるような人もいませんでした。

極端な体型に対応できる店舗は別に存在するので、そちらに需要が流れているだけの話です。

ポイント

人の好みは、本人が思うよりずっと多岐にわたります。自分がコンプレックスに感じている部分を、むしろ求めている人もいる。

店長から「うちの店では需要のある外見をしている」と言われたことが、私にとっては長く自信の元になりました。

注意

ここで言う「需要は幅広い」は、体重や健康状態を無視していいという意味ではありません。極端な変化は体調そのものに影響します。

あくまで「見た目の型に正解はない」という話として読んでください。

「自分の外見は大丈夫か」より、店選びの方が重要

先輩の経験から言えるのは、外見で落とされる不安よりも、自分の見た目や雰囲気に合った店舗を選べているかの方が、よほど実務的な問題だということです。

同じ「普通の人」でも、系統やコンセプトが合う店を選べば需要はつきますし、合わない店を選べば苦戦します。

普段はTシャツにジーンズしか着ない、パンプスも履かないという人でも、店に所属すればそれなりの服装や振る舞いを求められますし、周りも同じ雰囲気なので、自然とその空気に馴染んでいきます。

結局は化粧と服装、立ち居振る舞いでいくらでも印象は変わる仕事です。「今の自分の外見のまま」で勝負しなければいけない、と気負う必要はありません。

もし応募前にどうしても不安が拭えないなら、いきなり面接に行かなくても確認する方法はあります。

系統の近い在籍女性の写真や日記を見て、自分と近い雰囲気の人が指名を集めているかを見ておくだけでも、判断材料になります。

まとめ:落とされる不安より、需要の幅を知ること

化粧や髪型、服装で外見はいくらでも調整できますし、現場にいるのは特別な美人ばかりではなく、普通の人がほとんどです。

身長も体型も、指名の多さと単純には結びつきません。よほど極端でない限り、外見を理由に働けないということはまずない——これが先輩の実感です。